マラソン、トライアスロンのタイム向上のためのブログ

マラソンやトライアスロンの持久力向上を目的とした情報を集め、自身で実践するブログです。

パワーメーター導入について考える

2018年9月下旬に実感した、「バイクトレーニングで一定の負荷をかけること」の難しさ。

 

短時間で効率よく練習する上で非常に重要なことですが、どうすれば負荷を一定でコントロールできるのかが分からずにいました。

 

屋外での実走では速度や心拍数が指標となりますが、速度は傾斜や風向き、心拍数は体調や精神状態などで変動するため、一定の負荷をかける上では正確性に欠けます。

 

ローラー台でギヤとケイデンスを一定にすれば負荷をコントロールできそうですが、実走とのギャップが否めません。今かかってる負荷だと、時速何kmに相当するのかが分からず、実感が湧きません。自分だけの指標として使うのであれば問題ないですが、他者との比較ができないんですね。

 

速度や心拍数に意味がないと言うことではなく、ロードバイクにおいて負荷をコントロールするには変動性が大きく、「これだけでは足りない」ということです。

 

「身体にかかっている負荷」は分かるけど、「バイクを漕ぐために出せている力」が分からないのです。

 

一方でパワーメーターは「出せている力」を正確に測定することができ、ローラー、実走とも正確な負荷をコントロールでき、他者との比較も容易です。

 

また、心拍数でわかる「身体にかかっている負荷」と、パワーメーターでわかる「出せている力」の両方が分かると、どのくらいの運動強度で、どれくらいの力が出せているかがわかります。

 

例えば、1時間を200wで走りきれる選手が2人いたとします。

1人は1時間200wを心拍数170で走り、もう1人は心拍数140で走れたとすると、後者の方が少ない身体への負荷で走れており、つまり「パフォーマンスが高い」ということになります。

 

このようなことはパワーメーターだけではわからないし、心拍計だけでも分かりません。

両方を使うことで見えてくることなのです。

 

これらのことから、より効率的なトレーニングをするべく、パワーメーターの導入を決めました。

どのメーカーのものにするかは色々悩みましたが、ガーミンのパワーメーター対応のウォッチを持っていたこと、車体間での付け替えが簡単であるなどの理由から、Garmin vector 2Sに決めました。

10月初旬に近くのバイクショップで型落ちのセール品を約55000円で購入。

 

近いうちにFTPを計測しようと思います。